〜遊〜 若者の街 西門町(シーモンテン)

 さて第二弾、今回は西門町のご案内です。台北駅よりMRT(地下鉄)で1駅のところにあります、ここは高校生・大学1、2年生、また台北以外から来た若者が買物や食事、映画などで遊ぶ街です。それ以外の若者は・・・東区という世界第二位のビル、台北101の近くで遊ぶことが多いようです。ここに生息する若者を「吟日族」(ハーリーズ)と言います。吟日族とは日本大好きの台湾の若者の意味です。実は台湾の高校の授業では、第二外国語の選択が必須で、断トツ1位は日本語なのです。理由はそれぞれ、まずはジャニーズ系が大好き、日本のドラマが大好き(台北では日本のドラマチャンネル3局あります)日本のTVゲームが大好き、そしてプリクラも大好きなのです。たぶん世界1、日本大好きでしょう!西門町の入口には東京の渋谷109ソックリの誠品116というビルがあなたを迎えてくれます。しかし、内容は渋谷というよりも原宿みたいなお店がたくさんあります。当然、日本語(ひらがな)の看板もたくさんあります。


 また、超特大カラオケ屋さんもあります。歌は中国語ばかりでなく、日本語の歌もあります。カラオケ屋さんは、KTV(カラオケテレビの略)といいます。部屋は、超豪華応接室、食事も美味しいです。台湾には、あまり若者の娯楽がないのでKTVは大人気、週末は予約しないと入れません。価格は、週末1時間1人500NT$(\1,800)程度です。観光でいらっしゃった方は難しいが、台湾にお友達がいる方は、ぜひ一度KTVに行ってみて下さい。日本の狭いカラオケボックスとは全然違います。


 またこの町で食べなければいけないのは「麺線」です。これけっこう日本人観光客には人気です。

 店名:阿宗麺線(アゾウメンセン)
 住所:西門町総店:台北市峨嵋街8号之1
 電話:02−2388−8808


 麺線とは、醤油味カツオダシスープの温かい素麺です。香菜、黒酢を入れて食べるとGOODです! 価格も小椀40NT$(\140)大椀55NT$(\193)とリーズナブルです。ただし席はありません。そう台湾にも立ち食いが・・・あるんです。ぜひ一度お試し下さい。創業30数年、懐かしい日本の味です。


 買物・お土産のお勧めですが、まずはCD、日本の売れ筋はほとんど購入できます。価格は日本の約半額です。また、マスクもお勧め。このマスクは何に使うかと言いますと、バイクに乗る時の排気ガス対策でマスクをつけるのです。キャラクターやきれいな花柄のマスクもあります。価格は50NT$(\180)程度からです。また安い美容院もたくさんありますので女性は「シャンプー」もお勧め!価格は100NT$(¥350)〜 日本人が作った街、西門町。元々西門市場からスタートしました。今は「紅楼劇場」といいます(写真下)。赤レンガ造り、八角形をした2階建て洋風建築で、日本統治時代の初期(1908年)に、近藤十郎氏の設計によって建てられました。現在は1Fカフェ、2Fは劇場になっております。お〜ここにも日本が、という台湾。台北に来たらぜひ一度は西門町で遊んで下さい。