〜玩〜 台湾日本人バスケットボールTEAM 「台湾日僑隊」

 海外で駐在する日本人がやるスポーツというとゴルフが一番。台湾でも駐在する日本人はゴルフをやる人多いです。まあ、日本のゴルフ場は高いし、また自宅から遠い。台湾ではグリーンフィは日本の半額、30分あれば有名ゴルフ場に到着。ゴルフ台湾デビューなんて方もいらっしゃるようです。また、最近は草野球や草サッカーなんかのTEAMもあるようですが、活動場所や対戦相手を探すのが大変のようで、それほど盛んではありません。


 実は我台北で一番盛んなスポーツは、籃球・バスケットボールなのであります。台湾といえば野球でしょう? と言う方もいらっしゃいますが、たしかにプロ野球もあるのですが、台北の場合野球場と言えば、河川敷。そこまで行くまでが大変です。台湾は野球に次ぐスポーツを作ろうということで30年前、台北体育学院にアメリカから「ウイリアム・ジョーンズ先生」を招き強化しました。バスケットは大きなグラウンドも必要ないし、ゴールとボールがあれば道具もあまり要りません。現在でもアジアの強豪を年1度台北に招き、国際大会「ジョーンズカップ」が開催されております。日本からは毎年U24日本代表が参加しております。また、最近は日本と台湾のバスケット交流も盛んで4月には日本代表U18が来台。5月には台湾高校代表が秋田県能代市の能代カップに参加し、2位となっております。


写真:今年4月来台した日本U18代表

 またTVでも台湾プロリーグ(SBL)は非常に人気がありシーズン中は再放送を含め毎日放送があります。NBAやNCAA(アメリカの大学)の試合もTV中継がたくさんあります。台北はバスケの街なのです。街の公園や学校、空地のいたるところにバスケットリングとコートがあります。


 実は私、大学時代にバスケットボールをやっておりまして、昨年の9月から台北の日本人バスケットTEAMに参加しております。まあ、年甲斐のなく健康維持のつもりで参加したのですが、バスケを始めますと昔取った杵柄と申しましょうが、「バスケ魂」がメラメラと・・・ 火がつき、現在では週2回もバスケをやっております。我TEAMは「台湾日僑隊」といいまして、練習は台北の日本人学校で週1回土曜日行っております。試合は日曜日には、Action & Power Athletic League (以後APAL)という大会に参加しております。


 我TEAM「台湾日僑隊」の紹介をしますが、元々は台北の日本人学校のPTAの活動として6年ほど前から活動。現在は、PTAのお父様、お母様から駐在員、語学留学生、日本人学校卒業生で構成されております。年齢も19歳から52歳。総勢30名ほどで活動しております。私はと申しますと、活動に参加した時点で最高年齢、(今は違いますが・・)体育大学出身ということでいきなり「監督」を命じられました。メンバーの経験も初心者レベルから高校全国大会出場経験者、大学で経験者などいろいろです。身長も165cm〜192cm(成長中)までいろいろ取り揃えております。実はモデルもおります。


 実は我「台湾日僑隊」第11回APAL大会B組で、準優勝しました。当然、他のTEAMは台湾人であり、審判も台湾人。完全アゥエー状態での準優勝であります。約3か月毎週日曜日試合。当然、駐在員が多い訳で日本出張等もあり全員が集合して試合ということはなかなか無い中の準優勝です。


またこの大会すごいところは、試合の結果(個人成績)を毎試合ごとBLOGで発表。審判もちゃんとした審判が裁定し、国際審判員が審判をしてくれることがあります。こんなローカル大会は日本ではありません。準優勝でもトロフィーとメダルを頂きました。


写真:APAL表彰式・河地キャプテン

 また東アジアの駐在員の大会もあります。毎年開催され、実は我「台湾日僑隊」も参加。今年3月「第四回アジアカップ」がシンガポールで開催され、参加TEAMも上海、香港など13 TEAMが参加して開催されました。アジアの日本人「バスケ馬鹿」約300名がシンガポールに集結。我TEAMは残念ながら5位。来年の「第五回大会」は台北で行われる予定です。試合も楽しいのですが、みんなでシンガポールへ合宿と観光という感じで非常に楽しい大会でした。


 我「台湾日僑隊」の活動は、バスケットボールの練習、試合だけでなく、練習後の温泉、食事会、反省会(という名の飲み会)など台北の日本人コミュニティーとしての活動もしております。私、こんな休日を台北で過ごしております。海外でお過ごしの「バスケット馬鹿」の皆様、ぜひご参加下さい。コミュニティーのみの参加でもOKです。いい汗流して、良い仕事しましょう!


写真:我、台湾日僑隊TEAMです

 (連絡先):h_matsuzaki_tsukiji@hotmail.com まつざき まで
 東アジアで活動したい方もご連絡下さい。ご紹介いたします。
 (APAL・HP):http://blog.pixnet.net/APAL