〜加油〜 頑張れ日本!

◎第19回サッカー・ワールドカップ開催!

 6月11日より、南アフリカにてサッカーの世界最高峰、ワールドカップが開催されております。グループリーグ日本はグループEに所属、強豪オランダには惜しくも敗退。しかし、デンマーク・カメルーンを撃沈させ、グループ2位で決勝トーナメントに進出。6月29日のパラグアイ戦が非常に楽しみであります。また、海外で活動する日本選手、本田圭祐選手、長谷部誠選手、松井大輔選手の活躍を観ると、我々海外で生活する日本人にとって非常な共感を呼びます。海外生活という日本と違う環境の中でPROとして活動するということは、言葉の問題、食事、生活習慣とすべて日本と違う環境で日本代表を目指し、世界で戦うということは非常に大変であり、その中で結果を出すということは本当にすばらしいことです。ベスト8目指して心からエールを送ります。

 ちょっと綺麗なTAIPEI101

 台湾でワールドカップはどう?といいますとこれが結構TV観戦する人が多いようです。スポーツで人気があるのは、バスケットボール、野球であり、サッカーは非常に競技人口が少なく当然ワールドカップ本戦、オリンピック出場もなし。今回のワールドカップもアジア一次予選で敗退。FIFAランキングも162位。正直、全然盛んじゃありません。しかし、ケーブルTV45チャンネル、年代総合台ではLIVE放送しています。理由は、合法的スポーツくじ「運動彩券」を購入している人達が多いようです。当然収益は、プロ野球やSBL(台湾のプロバスケットリーグ)に還元される訳で、プロ野球は現在4TEAMで低迷。結果、台湾のバスケットボール強化に使われるのであります。

 街にはゴールポストも?あります! 

 日本にもサッカーくじ「TOTO」があり、当然今回の日本代表にも使われている訳で、ワールドカップ事前合宿を含め約2か月間を、すばらしいキャンプ地「ジョージ」で送れることは選手にとって最高のサポートになります。これも日本サッカー協会が過去の世界の大会や遠征において、宿泊や食事で苦労された経験から、サポート体制を確立した結果であります。私が以前サッカー関係者から聞いた話ですが、ワールドカップの為に日本より食材をコンテナで送りこみ、Jヴィレッジのシェフも帯同。選手が日本と同じ状態の食事ができるようにしているとのこと。昨年のジョーンズカップの日本代表のような食中毒事件やインスタント食品の持ち込み程度では、アジアで、世界で勝ち抜くことは非常に難しい訳です。日本バスケットボール協会・麻生会長、よろしくお願いします。

◎FOOD TAIPEI 2010

 台湾最大の国際食品見本市「FOOD TAIPEI 2010」が今年も南港・世界貿易センター展示場にて6月23日〜26日まで開催されました。世界食品企業825社、1,629ブースが出展。1日平均約4万人が来場。非常に大きな食品展示会であります。日本からも、JETRO(日本貿易振興機構)の後援があり、日本パビリオンが設置されました。台湾では「日本食品」は非常に人気があります。当社でも社員一同視察に行きました。

 日本パビリオン

 お好み焼きの実演

 さかなくんではありません!

毎年この「FOOD TAIPEI」視察に行くのですが、非常に残念なことがありあす。各企業や都府県の農業推進協会等の方々が出展するのですが、実際の「商売」につながらないようです。ブース出展費用 日本円16万円。当然、出店に当り日本から派遣される人員費用、ブース内装を含めると約100万円以上かかると思います。結果は?0(ゼロ)では費用対効果を考えると・・・?中には輸入禁止の牛肉を展示しているブースもあります。台湾で商売したいのなら、十分な調査と販売方法を考えないといけません。
 結局税金を使って、農林水産省なり、各道府県が展示会の出展だけの実績を作りたいだけなのかな?と思ってしまいます。継続は力なり。ここも日本企業・頑張ってほしいです。

◎台北日僑学校バスケットボール部

 台北には駐在員の御子息が学ぶ日本人学校、台北日僑学校があります。小学校1年生から、中学校3年生まで約600名の児童・生徒が台北で日本教育を受けています。その中の約30名が、課外活動(通称・課活)バスケットボール部としてバスケットをやっています。日本の部活動であります。内藤先生・山口先生を顧問に週3回活動しております。我々、台湾日僑隊も台北日僑学校の体育館をお借りして活動しておりますので、そんな関係から昨年度より「外部コーチ」として活動のお手伝いをさせていただいております。昨年までは、AシューズメーカーのY根さん(日本協会公認コーチ)がメインで行っておりましたが、涙の帰任命令。よって私が後任で外部コーチをさせていただくことになりました。
 なんせ、外国でありますので、日本人の対戦相手がいません。練習のみではバスケの目標がなく、昨年は対外試合なし。やっぱり士気が低下してしまいます。しかし、今年は台北第二位の陽明高中の中等部と練習試合をしていただけることになりました。高校生の陽明高中は昨年、日本の桜花学園とも試合をしている強豪高校であります。

 試合前の台北日僑学校TEAM

 陽明高中のバスケット部

 中学部試合風景

 小学部試合風景

 試合結果は残念ならが40点差で敗退。しかし、3年生は今回で引退。後輩たちに何かを残してくれたと思います。小学部のチビッ子5人は、なんと陽明高中のレギュラーと10分ゲームをやっていただきました。結果は、なんと4点も取りました。これもまた立派。将来に期待であります。
 この年齢で国際試合ができるという経験も、日本人学校ならではの体験であります。今後父母の方々の御協力を受けより一層、楽しい活動にして行きたいと思います。

加油・頑張れ日本!