〜好喝〜 台灣生啤酒346倉庫

 ●台湾のビールの歴史は日本から

 台湾といえば台湾ビール、純粋なる台湾産と思われている方非常に多いと思います。実は台湾ビールの起源は日本統治時代、今回紹介する台北市八徳路の現台湾ビール工場が起源であります。1919年今から約90年前に「高砂麦酒」が創設されました。実はここにも日本があった訳です。台湾で生活すると日本の歴史が見え隠れします。高砂の由来は当然「高砂族」から来ているのでしょう。また、大正時代は「地ビールブーム」日本各地で地ビールが製造されておりました。終戦後、中華民国に接収され現在にいたっております非常に歴史の深い場所で2000年には古跡として認定されております。

写真:お〜台湾生ビールで乾杯!

 ●NEW「台灣生dU酒346倉庫」

 実は2002年からビヤガーデンはこのビール工場内にあったのですが、今年からビヤガーデンが新しくなりました。名前は「台灣生dU酒346倉庫」であります。346とは、倉庫の番号で、それを店名にしたそうです。

写真:「台灣生dU酒346倉庫」入口

  まずは台湾生ビール、ジョッキで乾杯です。やっぱり出来たて生ビールは美味いです。また、以前のビヤガーデンは、まったく「台湾料理」だったのですが、新しい「台灣生dU酒346倉庫」のおつまみはまさに日本ビヤガーデンであります。台湾の枝豆は「胡椒」がふってあるのですがまったく「塩味」であります。これは日本人にとっても嬉しいです。「はんぺんチーズ焼」「キムチ焼麺」「サンマ一夜干し」など依然の台湾一辺倒からすっかり「日本風」です。なんせ日本料理経験の料理長を迎え、お客様にも非常に評判が良いようです。また手作りドイツソーセージもドイツの会社から技術提携、実に美味であります。

写真:ドイツソーセージ

 ●店内はお洒落&歴史&ビールテイスト

 店内は90年前の倉庫でありますが、インテリアがおしゃれであります。生樽の椅子、ビールケースをうまく壁代わりに活用しております。まさにビールテイスト、この辺は台湾人の知恵を使ったうまさでしょう。店内はライブ演奏が行われております。ぜひ一度お試し下さい。

写真:天気が良ければ外でもOK!

 店名:台灣生dU酒346倉庫
 住所:台北市八徳路二段85號
     MRT忠孝新生站から徒歩約10分
 電話:02−2771−9131(週末はご予約を)
 営業時間:17:30〜24:00
 休み:旧暦大晦日