〜困〜 台湾最新トイレ事情

 やっぱり一番困るのはトイレでしょう!
 現在ブログをご覧の方でお食事中の方、誠にすいません。今回は台北のトイレ事情についてお話します。「出物、腫れ物所かまわず」やっぱり人間排泄は重要な問題であります。トイレは言い方が2つあります。「洗手間」と「廁所」です。日本語に訳すと「洗手間」はお手洗い、「廁所」は便所、上品な言い方で聞くには・・・

 「洗手間在鶺裡?」(カタカナ発音で シーソージェン ザイ ナーリー↑?)となります。これと「多少銭?」(ドーサオチェン・いくらですか?)は非常に重要であります。この2つは絶対覚えて台湾に来て下さい。

 さて実際外出中にもよおした場合どこへ行けばいいでしょうか?

 ●公衆トイレランキング
 ①空港・百貨店・MRT駅・新幹線駅・ホテル
 上記は非常に清潔で安心できます。トイレットペーパーも必ずついております。

 ②ファーストフード店、レストラン
 マクドナルド、ケンタッキー、モスバーガー、街のいたる所にあります。レストランで食事後トイレを使うのもOKです。

 ③コンビニ、公園、台湾鉄道駅
 日本的には○ですが、台湾では×です。コンビニは日本のように必ずトイレがあるとは限りません。公園や台湾鉄道の駅にトイレはありますが、清潔の面では×でしょう!

 ただし私が中国大陸で経験したような、扉がない、紙がない、非常に衛生的でないということはありません。中国大陸でトイレはどこだ?と聞いたら、川を指されたことがあります。最近は大便器も洋式が非常に増えております。ただ、ウォシュレット付便器はまだまだ少ないようです。

新幹線新竹駅構内のトイレです、ピカピカであります!

 ●台湾最新トイレ事情 Part1
 台湾の旅行ガイドブックにはからなず書かれているのがトイレの使い方です。なんと書かれているかと申しますと、「使用後の紙を流してはいけません、男女を問わず、便器の脇には、必ずゴミ箱が設置されています。実はこれは使用後の紙を捨てるためのものです。台北のビルでは下水管が細いところがあり、紙を流すと詰まることがあるのです。」

 でもこれっておかしくないですか? 紙がつまるなら便が先に詰まります。実はこの件、最近の台湾の大手新聞「総合報」の記事によりますと、現在台湾で販売されているトイレットペーパーはすべて紙に溶けるものであり、トイレに流しても大丈夫という記事が載っておりました。ただし、トイレの入口の自動販売機で販売されているティッシューペーパーは溶けないので要注意とのこと! 最近は、上記の新幹線の駅のトイレもそうですが、ゴミ箱が置いていないトイレが増えております。こちらで使用後のトイレットペーパーは直接便器に入れて下さい。ご協力お願いします。と書いてあります。

 ●台湾最新トイレ事情 Part2
 台湾の新聞(総合報)トイレットペーパー以外に面白い記事が載っていました。もし便意をもよおし公衆トイレに行く場合、和式と洋式がある場合どちらを選びますか? この問いになんと和式77%、洋式15%という答えです。どうみても台湾の公衆トイレ、断然洋式の便器の方が多いのです。1位は便器に尻をつけずに反屈みでする45%、2位は紙で拭いてから座る43%、3位はなんと諦めて立ち去る5%。諦める??? 4位はそのまま座る4%であります。実はこれには問題があり、洋式の便器の上に乗っかってする人という答えがありません。年配の方でそんな方がいらっしゃるのです。便器の上に靴の後があったり、便器から転落して大怪我をしたというニュースを年数回見かけます。これの対抗策として、便座シートを使用(台湾のトイレでは結構あります)、もしくは私の場合は必ずウエットティッシュを携帯し必ず拭いております。ところ変わればトイレも変わる。どんどん国際標準化している台湾最新トイレ事情であります。綺麗なトイレですっきりしたいものです。