〜好吃〜 台湾料理なら・九番坑でしょ?

 台湾料理といいますと、「欣葉」「青葉」「梅子」台湾料理有名御三家が有名です。しかし私の紹介するお店は「超穴場」店舗のインテリア、美味しい料理、そして一番強烈な簡老板(社長)のキャラクターこれすべて「台湾」であります。


 まず、お店の場所が非常に分かりづらい。私は以前この近くに住んでいて何度も前を歩いているのですが、お店を知ったのは2年前であります。まず入口が非常に分かりづらいです。普通の家(古い団地)ですから・・・ 一様看板は出ているのですがそこから2Fへ・・・ そこには、レトロな世界が広がります。



 この九番坑とは、台北の北に九分("分"には実際はニンベンがつきますイ分)という町があります。そこは昔、金山でした。8個の鉱山坑があり、9番坑とは炭鉱の人功さん達、仕事が終わった時の一杯やる場所のことだそうです。差し詰めゴルフでいう19番ホールというところでしょうか?もう店内は「レトロそのもの」こちらの簡老板は実は店舗デザイナーなのであります。テーブル、椅子、家具、小物も実にレトロ、これだけ集めるのには相当お金がかかったでしょう!60年以上前の台湾にタイムトリップします。そしてビールを飲むのは青絵の取皿で一杯、当時はガラスのコップなんて高価でなかったそうです。また、これもビールのアルコールが抜けてグイグイ飲めちゃいます。


 また日本では非常に高価な「馬頭鯛の唐揚」「爆肉(東包肉)」「揚げ餅料理」など他では食べられない台湾家庭料理がたくさんあります。わからない時は今日のお勧めを老板に聞いて下さい。この店は、日本の観光客もたくさんいらっしゃいますが、日本語が完全にできる従業員が少なく、時々私が日本人のお客様に料理の説明をして注文を取ったり、ビールを運んだりさせられています。ただそれも非常にフレンドリーな「九番坑」の良いところ・・・必ずまた来たくなるお店です。結局、老板といろいろ話しながら楽しく飲んじゃいます。ただ、この老板非常にうるさいです。すぐ「乾杯!乾杯!」と飲ませます。またそれも台湾。ぜひ一度お試し下さい。


 店名:九番坑・台湾酒菜館
 住所:台北市長安東路二段172之1号 2F
 電話:02−27753317