〜見る〜 『中正記念堂』名前が変わりました。

 台湾観光ツアーには必ずとはいっても入っているスポットの一つ『中正記念堂』が5月19日をもって名前を『国立台湾民主記念館』に変えました。

 名前を変えるに当たって19日は警官隊と国民がぶつかっている映像が一日中台湾では流れてました〜。


 

(左上)名前が変わった看板(左下)門が閉まった状態(右上)名前変更による工事の案内(右下)門

〜中正記念堂について〜
 中正記念堂は、中華民国の初代総統である蒋介石の死を偲んで1980年(私が生まれた年)に建設されたそうです。中正記念堂にはMRT(地下鉄)中正記念堂駅で下車して歩いて5分もかかりません。
 中に入ると巨大な蒋介石の銅像が安置されています。像の上には蒋介石の政治基本理念であった「倫理、民主、科学」の三民主義の本質が書かれていたり、像の土台には、「生活の目的は人類全体の生活を向上させるためであり、生命の意義は宇宙が継承する生命を創造することである」ということも明記されています。観光で見た人も多いかと思いますが、蒋介石の像は儀杖隊が1時間おきに交代で守っています。この儀杖隊の交代の儀式はぜひぜひ見ていただきたいものです。台湾には韓国と同じように18歳以上の男子は1年〜2年軍隊に所属しなければなりません。なんでも儀杖隊に選ばれるということは名誉なことらしく希望者も多いそうです。

 中正記念堂は台北3大観光地の一つでした。(龍山寺・故宮博物館)その中正記念堂が工事に入り名物の儀杖隊の交代の儀式も現在は見れません。(儀杖隊の儀式は国父記念館・忠烈祠で見れます。)
 閉鎖されている中正記念堂もたぶん見ることは今しかできないので、もし台湾に来る予定のある人はせっかくだから見に行ってみるのでもいいのでは???

 とノンキに書いている風にみえますが、今日は台北バリアツでした。(怒)怒涛のように流れる汗をかきながら写真撮影。シミも気になる27歳ですがかなり奮闘しました。(笑)帰りには台湾名物マンゴーカキ氷 80元(300円くらい)を一人で食べ満足でした〜♪



〜豆知識〜
軍隊の決まり
中華民国憲法(民国36年12月25日)発行

18歳(基本)になると軍隊から通知がきます。
大学などに進学する人は在学証明書を出してもらって、延期の手続きをします。大学に言ってない人は全員が18歳になると軍隊に所属するわけではなく、年上順に所属の通知が来るそうです。延期の手続きにもし遅れると、いかなる理由にも関係なく強制的に軍隊に入れられてしまいます。

所属は大きくわけて4つ。陸軍、海軍、空軍、憲軍。現在基本任期は1年4ヶ月。(毎年減っているそうです。)