〜遊〜 上野アメ横

●出張で日本・東京へ



 実は先日、出張で日本・東京へ行っていました。その時のお話をいたします。機内食に中国語で「素食」ベジタリアン用の食事があるのを知っていますか?インターネットで事前に注文しておくとベジタリアン用の機内食があります。台湾では人口の約5%がベジタリアン。ベジタリアン用のレストランには「素食」と書かれております。発音は「素食(Sushi)」といいます。そう、日本語の発音で「すし」です。私仕事柄、寿司とよく間違えます。元来、宗教上の事情により食べられていた「精進料理」であります。菜食の意味で決して「粗末な食事」ではありません。肉や魚を使わず、動物由来の油、卵、乳製品も使わないのが一般的です。よって出し汁も昆布と椎茸だけたぶん言われなければわかりません。台湾にいらしたらぜひ一度「素食」レストランへ。お店には「卍」のマークがついています。機内食はこんな感じです。



「素食の機内食」 これは普通の機内食



●台湾人観光客は「アメ横」大好き!



 台湾の方は年間100万人以上日本に観光にいらっしゃいます。人口の20分の1の人が日本旅行に行くのです。東京でどこに行きたいか?と質問すると「アメ横」は一番人気でしょう!JR御徒町駅からJR上野駅の間のJRの高架西側をいいます。性格には上野アメヤ横丁。太平洋戦争後、アメリカ軍の払い下げ物資を販売したところから「アメ横」という名前になりました。約400店舗あります。



 台北でいうと迪化街に非常に似ています。なぜなら、御正月前は非常にたくさんの人達が買物に行きます。魚介類、乾物、御菓子、衣類、雑貨、薬、宝飾品など約400店舗あります。特に最近は正月の御節料理の食品が非常に安いようです。また、帝王蟹や鮭魚卵が「1000円」「1000円」と元気の良い販売員が大きな声で販売しています。東京の魚介類では「築地市場」が有名ですが、業者用商品が多く一般小売商品はやはり「アメ横」が安いです。



 ここで台湾の日本旅行で海産物を購入したい方に「裏技」を伝授します。日本といえば東京に行く人が多いと思います。台湾に帰る日成田空港に行く前「アメ横」で買物。そのまま京成電車で成田へ行きましょう。海外持帰と言えば厳重に包装してもらえます。魚介や乾物、調味料の購入はOKですが、台湾人の方、牛肉類や果物は入国不可ですので気をつけて下さい。



アメ横入口(御徒町站方面) 松茸(世界の松茸を一年中販売)
元気の良い販売員(おじさん?) 帝王蟹や毛蟹(当然本物です)
「鮪魚が安いよ〜!」 残念ながら果物は持ち帰れません
志村商店のチョコレートは有名 これって台湾にありますよね!