北投温泉公共浴室+肥前屋(うな重)情報

新北投温泉・新秀閣大飯店閉館 

 2010年2月5日のworldblogtaipeiで紹介した新北投温泉の新秀閣大飯店が今年5月31日をもって閉館しました。Ph1.6の青硫泉ラジウム温泉でした。この新秀閣大飯店が、加賀屋・北投の親会社・日勝生活科技に今年5月約8億5千万NT$で買収された。まあ、私の好きな温泉がなくなってしまいました。
 北投温泉の歴史を少しお話しますと、1894年(明治16年)ドイツ人によって発見、その後1896年(明治18年)大阪商人・平田源吾により現在の加賀屋・北投の場所に、温泉旅館「天狗屋」を開業。日露戦争の際は湯治場として療養に使われたそうです。1905年(明治29年)岡本要八郎によって北投石(ほくとうせき)付近の川で発見。ラジウムを含み放射能を持ち、北投温泉特有の鉱物でこれを経由して出てくる北投温泉・青硫泉の効能は、高血圧症・動脈硬化症・婦人病・神経痛・皮膚病・喘息などである。このラジウム泉が悪性腫瘍に効くという話があるがこれは定かではない。
 放射能が話題になるこの頃、このラジウム泉(放射能泉)が身体に悪影響を及ぼすという話があるが、決してそんなことはない。原子力発電等の放射能と自然放射能とは種類が違う。ラジウム泉に含む放射能は、自然放射能α線であり40マイクロメートルしか浸透せずこの刺激が効能となる。


 
新秀閣大飯店・閉館のお知らせ

新しい青硫泉・大捜査線 

 よって私・まつざき踊る大捜査線青島刑事の如く、青硫泉の大捜査が始まりました。瀧の湯は青硫泉であることは知っているのですが、非常に熱く常連さんが多いのと更衣場所が温泉内なので、ズボンがビチャビチャなので思うように更衣ができません。硫黄泉(白)と青硫泉混合の星の湯も昨年末に閉館、約3週間の新北投・青硫温泉捜査が続きました。そしてついに個人池で入浴できる温泉を発見しました。


北投温泉公共浴室 

 北投温泉公共浴室は、MRT新北投線・新北投駅方面ではなく、なんとMRT淡水線・北投駅下車徒歩5分ほど、光明路をまっすぐ進み、警察を左折中央北路・北投國小裏側に位置します。温泉街ではありません。普通のビルの1Fと2Fであります。



北投温泉・入口 

 入口にはおばちゃんが座っております。大衆池(大浴場)はNT$90と言われますが、「いやいや個人池」というと「NT$250」ミネラルウォーターをくれます。そして、2Fまで案内してくれます。ただし、タオルはありません。あしからず・・・



浴槽はこんな感じです。

 おばちゃんが電気を点灯し、NT$50を自動販売機みたいなタイマーに4枚投入。追加は15分、NT$50をここに入れてと言われ退場。



 浴場には温泉の効能と、ここは青硫泉の源泉ですという説明があります。さて、ここからは私のリラックスタイム突入!温泉は60〜70℃、熱いですから、水で薄めながらお楽しみ下さい。泉質は、最高です〜!!



店名:北投温泉公共浴室
住所:台北市北投區中央北路一段12号
電話:02‐2894‐7764
営業時間:24H
泉質:源泉青硫泉
価格:大衆池 NT$90 個人池(小)60分NT$250 個人池(大)70分NT$350

肥前屋情報 

 2009年7月17日のworldblogtaipeiで御紹介しております、台北・林森北路のうなぎの肥前屋さん情報です。今年はうなぎの価格が高騰し、今年はじめは、うな重(小)NT$140のみの販売。先月からは、うな重(中)NT$190のみ販売(実質NT$50値上)でしたが、先週よりうな重(大)NT$340(¥920)で復活しました。今年は、土用の丑の日は2日あり、一の丑が7月21日(木)二の丑が8月2日(火)であります。「丑の日に『う』の字のつくものを食べると、夏負けしない」と平賀源内先生が言ったとか?言わないとか??台湾名物の「うなぎ」も温泉同様ぜひお試し下さい〜!健康一番〜!!

店名:肥前屋
住所:台北市中山北路一段121巷13號‐2
電話:02−2562-8701
営業時間:11:30〜14:30 17:30〜21:00
定休日:月曜日、年末年始
PS:席予約は不可です。